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第95回全国高校サッカー選手権大会 準々決勝&全国大会報告!




創部以来、初の東京連覇を成し遂げた駒澤大学高等学校サッカー部。
2年連続、3回目の全国大会に挑戦しました。

これまでの2大会は、東京B代表となり、運良く「開幕戦」のカードを引き当て、開会式後のビッグマッチを戦ってきました。
今大会は、「東京A代表」となり、1回戦シードをいただきました。
よって、初戦は1月2日となり、短期決戦の選手権を勝ち上がるには有利な条件でした。

開会式

12月30日に行われた「開会式」
こちらも登録選手全員での入場は初めてで、30名の息の合った行進は立派なものでした。
いよいよ始まったな!という感覚と、この日に試合が無いことが不思議に感じました。
30日の開幕戦、31日の1回戦が行われていく中、調整を進めていくことも初めての経験でした。



2回戦


年が明けた1月2日、2回戦。いよいよ駒大高校の初戦を迎えます。
対戦相手は香川県代表の「高松商業高校」
全国出場22回を誇る香川の名門です。

会場は、お馴染みとなった「駒沢陸上競技場」
私たちにとって「ホーム」といってよい馴染み深いグラウンドです。

当日は6,000人近い大観衆。
駒澤の勝利を願ってくれる人たちも多く駆けつけてくださり、最高の舞台で試合が始まります。

試合は、初戦の影響もあってか、中々思うようなプレーが出せずにいました。
そんな中、後半に投入された#⑲米田泰盛のファーストタッチがゴールに結びつき先制!
このゴールが決勝点となり、1−0で辛くも初戦を突破します。


3回戦


翌、1月3日。選手権唯一の連戦となる3回戦。
対戦相手は、福島の強豪「尚志高校」を破って勝ち上がった、「山梨学院高校」
第88回大会で全国制覇を成し遂げたチームです。
ご縁があり、普段から交流のあるチームではありますが、駒大高校が初の全国大会に出場した時に0−1で敗れた因縁の相手でもあります。
選手以上にスタッフの気合が感じられました。

会場は、同じく「駒沢陸上競技場」
2回戦同様に、6,000人の大観衆の中、キックオフです。

試合はいきなり動きました。
前半7分。CKのチャンスにキッカーは#⑨長井虎之介
正確なキックに反応したのは#⑤村上哲でした。
左サイドの二人による先制点でした。

すると、ここからゴールラッシュ。
CKのこぼれ玉に反応した#⑩矢崎一輝
素晴らしい胸トラップから思い切り振り抜いた右足。強烈なボールはGKの手を弾きゴールネットを揺らしました。

2点目の歓喜に酔いしれる間も無く、3点目が生まれます。
またも矢崎一輝がゴール前に切れ込むと、#⑧栗原信一郎がワンタッチ。そこに抜け出た#⑦西田直也が冷静に決めました。
前半20分も経たないうちに3−0のスコア。
終始圧倒できた前半を終え、後半に。
後半もこの勢いは衰えること無く、セットプレーから#②髙橋勇夢のダメ押しゴールが決まり4−0の完勝!
監督も「出来過ぎ」と言った圧巻のゲームでした。


準々決勝


1月5日。いよいよ準々決勝です。
会場は、千葉県「フクダ電子アリーナ」
第89回大会は、フクダ電子アリーナで惜敗しています。
第94回の前大会もこの準々決勝で涙を飲んでいます。
因縁深い何かを感じながら、絶対に乗り越えなければいけない壁であるこの試合。
決して長くは無い準備時間を十分に使いながら、千葉会場に入りました。

今思えば、第94、95回の両大会を通じて、「駒沢」以外で試合をしたのは初めてでした。
いつの間にか、「ホーム駒沢」に頼ってしまっていたことを感じました。

対戦相手は、3回戦で苦しいPK戦を勝ち上がった「佐野日大高校」
埼玉スタジアムをかけた準々決勝が12:05にキックオフします。

試合は、駒澤がボールを保持し、佐野日大が守備を固める展開。
その固められた守備陣を中々切り崩せない状況がつづき、逆に一発のカウンターからあわや失点というシーンが何度か見られる前半でした。やはり、「40分」は早いです。

後半もこの展開は変わらず、押し続ける駒澤と、やらせない佐野日大という構図。
しかし、その守備陣をようやくこじ開けたのは、初戦のゴールを叩き込んだ#⑲米田泰盛でした。
後半22分、ロングフィードで前に運ばれたボールを#⑧栗原信一郎が折り返し、そのボールをゴールまで結びつけます。
米田の個人技が光る鮮やかなゴールでした。
ついに先制点!
歓喜に沸く駒澤!

しかし、その歓喜も束の間、ついに無失点を続けてきた駒澤守備陣が失点を喫します。
追いつかれるという初めての展開。

振り出しに戻った試合は、内容も振り出しに。
一進一退の攻防がつづき、時間はあっという間に過ぎていきます。
「これはPK戦も覚悟しなければ...」
こんな想いが頭をよぎります。

そして、アディショナルタイム。
試合が動きます。
動いてしまったと言った方が良いでしょう。

一瞬の隙をつかれ、まさかの逆転ゴールを許します。
厳しい時間の失点でした。

失点後、すぐにボールをセットするキャプテン髙橋勇夢。
1分あるか無いかの残り時間にかけます。
パワープレーに出て、猛攻をしかけますが、万事休す...。

駒大高校の選手権が終わりました...。

しばらく現実を理解することができなかった...。

ピッチで倒れこむ選手を見て、「負けたんだ」という事実が胸に突き刺さります。


4,134校の頂点に立てるのはたった1校。
全国の各都道府県を勝ち上がり、代表としてこの大会を戦っています。

改めて悔し涙を飲んだチームの苦しさを理解した気がします。


激戦区東京を連覇し、2年連続の全国出場。
そして、2年連続の全国8強。


結果としては十分に素晴らしいものです。

しかし、まだ上を目指していた私たちにとっては、この結果は悔しさが残るものでした。

埼玉スタジアムの壁、全国ベスト4はそう簡単にはいかないもの。
まだまだ力不足ですよ。
そう言われた気がしました。


選手権に際しましては、本当に多くの方から応援をいただきました。
見知らぬ方からもたくさん声をかけていただきました。

選手はその期待に応えようと、一生懸命戦ってくれました。
特に3年生には、2年連続で全国の舞台で活躍してくれたことに敬意を表します。

一生懸命戦ってくれた選手と、駒澤を応援して下さった全ての方々に感謝申し上げます。
熱い魂のこもった応援をいただき、本当にありがとうございました。

 

全国の舞台に立った駒澤の戦士たち


①鈴木 怜(GK.3年)
安定したセービングで、都大会を通じて6試合を無失点でおさえた。



②髙橋 勇夢(DF.3年)キャプテン

強いリーダーシップで、268名の部員をまとめた。全国大会でもゴールを決める右SB。



③佐藤 瑶大(DF.3年)大会優秀選手(2年連続)

空中戦の安定感は抜群!不動のCBとして高い守備力を見せた。



④齋藤 我空(DF.1年)

1年生とは思えない落ち着きで、駒澤の最終ラインを守った。今後の活躍に期待!



⑤村上 哲(DF.3年)

左サイドでアグレッシブな守備と思い切りの良いプレーが光った。


⑥武智 悠人(MF.3年)

ボランチとして何度となくセカンドボールを拾い、駒澤の攻守に貢献!



⑦西田 直也(MF.2年)大会優秀選手

ボランチとセンターバックを器用にこなす。全国初ゴールも生まれた!



⑧栗原 信一郎(MF.3年)

鮮やかなテクニックで今大会2アシストの活躍!


⑨長井 虎之助(MF.3年)

左足から蹴り出される安定したキックから何度もゴールチャンスを演出!



⑩矢崎 一輝(FW.3年)

駒澤の10番として躍動!緩急をつけたドリブルでゴールへ迫った。



⑪影山 克明(FW.3年)

2試合で先発出場!前線で体を張り、ボールを納めて起点を作った。



⑬小池 浩然(DF.3年)
2回戦では途中出場でキャプテンマークを巻いた。あきらめないプレーで勝利に貢献!



⑯服部 正也(FW.3年)
先発、控えで出場。前線からのプレスでチームの流れを作った。



⑱菊地 雄介(MF.3年)
途中出場でピッチに立ち、得意のドリブルでゴールへ迫った。



⑲米田 泰盛(FW.3年)

今大会での2ゴールは全て均衡を破るスーパーゴール!両足でチームを救った!



12番目の戦士たち
ピッチに立つことはできなくても、みな同じ方向を向いて戦う!
268名全員が駒澤の誇りを胸に戦いました!

 

大会公式結果

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2022.6.23 更新
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【2022.12.12更新】
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コロナウイルス感染拡大防止のため
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試合結果

2022.12.31更新 
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高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ東京

【T1リーグ】    Aチーム 4位
( 累計 +32得点/▲37失点

【T2リーグ】    Bチーム 
8位
(累計 +22得点/▲29失点

【T3リーグ】    Cチーム
 12位
( 累計 9得点/▲15失点

【T4リーグ】    Dチーム  10位
( 累計 11得点/▲14失点

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東京都第6地区リーグU-18


【1部リーグ 】Eチーム
 6位
(累計+18得点/▲19失点 )

【2部リーグB】Fチーム 3位
(累計 31得点/▲11失点 )

【3部リーグB】Gチーム 3位
(累計 29得点/▲7失点 )

【3部リーグC】Hチーム 2位
(累計 36得点/▲9失点 )

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(第101回全国高校サッカー選手権大会)  ベスト8
10/23 vs 東京実業                0-2
10/15 vs 早稲田大学高等学院 2-0


2022関東ルーキーリーグ--Cリーグ第3位
【最終節】9/3vs習志野高校6-2


(全国高等学校総合体育大会)
インターハイ東京二次予選 --第3位
【 準 決 勝 】6/18vs帝京高等学校0-1
【準々決勝】6/12vs 実践高等学園3-2

(高体連主催大会 第65回)
 
関東 高等学校サッカー大会(B)--ベスト4
 準決勝】5/29vs佐野日本大学高等学校1-3
【1回戦】5/28vs東洋大牛久高等学校1-0

関東高校サッカー大会 東京都予選--準優勝
【決勝】5/5 vs 成立学園 0-1(延長)
【準決勝】4/23 vs 国士館高等学校2-0

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